■保守作業の実行例
データベースの保守作業はPostgreSQLの保守用コマンドを使って行います。
実行例を以下に記します。実行はsuコマンドでpostgresユーザーにスイッチして行ってください。

【実行例１】
% vacuumdb -v -z -d dnpwmldb -U postgres
※ 削除されたデータが占有している領域を再利用可能な状態にします。
※ vacuumdbコマンド実行中はサーバーに負荷がかかるためDenbunのレスポンスが低下する場合があります。

【実行例２】
% vacuumdb -f -v -z -d dnpwmldb -U postgres
% reindexdb -d dnpwmldb -U postgres
※ 削除されたデータが占有している領域を再利用可能な状態にします。
※ データの隙間を詰めてディスクに保存し直します。空きディスクを増やします。
※ データベース内のインデックス(索引)を再作成する事によって、不要な索引を削除します。
※ vacuumdb(-fオプション付き)、reindexdbコマンド実行中はDenbunを使用する事ができませんのでご注意ください。
※ データ量に応じて時間がかかります。

Denbunのレスポンスが遅くなった場合は【実行例２】をお試しください。
週に１回【実行例１】を実行、月に１回【実行例２】を実行する等、定常的に保守作業を行ってください。
保守作業を行うスパンが長くなると保守コマンドの実行時間も比較的長くなります。

■参考
・vacuumdb（不要領域の回収） コマンド
・reindexdb（インデックスの再作成） コマンド